今をときめく人気作家先生・人間国宝の先生のご紹介

着物を楽しんでいると、「一枚は人気作家さんの着物が欲しい」気分にもなりますよね。
着付け学校に通っていた時に、工房見学などもしましたが、独特の技法などで今でも根強い人気がある作家さんは多くいらっしゃいます。

新進気鋭の作家さん、人間国宝の指定の方も素敵な作品を出されています。
今人気のある作家さんや人間国宝の先生方のごく一部の方を紹介させて頂きますが、他にも有名な人気作家先生や、人間国宝の先生もいらっしゃいますので、お許しください。

人気作家さん・人間国宝の先生方

人気作家先生から紹介します。
まず、最初に「久保田一竹」先生です。

染色作家からスタートされ、古典柄とされている「辻が花」を復興させるとともに、独自の「一竹辻が花」という柄で人気作家となられた方、「一竹辻が花」の柄や技法は、国際的な評価が高い人気柄です。

お次は「松井青々」先生です。
もともとは友禅伝承者の方ですが、伝統的友禅染をさらに掘り下げ、友禅染に対する技法を細かくすることで、人気作品が出ました。
友禅は一時期人気が薄れていましたが、友禅の人気復興にも活躍されている方です。

次に紹介するのが、「和田光正」先生です。
友禅作家でもあられますが、普通友禅に金糸類は使いません。
しかし、和田先生の作品は、友禅に金・銀の箔を用いることで、独自の世界感を作り上げています。
金糸・銀糸や箔を使った作品は、扱いにくいとして毛嫌いされやすいです。それにも関わらず、実際の作品を見てファンになる方が多い作家さんです。

人気作家さんとして、最後にご紹介するのは、「二代目 清次郎」親子です。
お子さんは、工房にお伺いしたときは修行中の方でしたが、今や「三代目 空海子」として活躍されています。
「二代目 清次郎」先生は、根強い人気で、「三代目 空海子」先生も人気があります。
普通は下絵を用意して、見ながら記事に絵を描きこみます。
お二人とも下絵なしで墨絵を描きこむので、同じ作品ができないという点で、高額の作品が登場しやすい作家さんです。

「三代目 空海子」先生は、お父様とは全く別のデザインが多いです。
現代風という点でありますが、特に注目なのが、ローズブーケやカトレア等です。

反対に「二代目 清次郎」先生は、どこかにカワセミを描きこむ特徴があります。

最近、特に注目度が高いのが、「斎藤三才」先生です。
染色作家「斎藤才三郎」先生の長男で、お父様のもとで修行をされています。独自の技法を見つけ「三才調」とその柄は呼ばれています。

三才先生の息子さんの「上太郎」先生は、デニム着物などを制作されています。三才先生自身は、1982年に国際アカデミー賞を受賞されています。
三才先生が必ず作品に織り込むのが、「三才鳥」という独特の柄のモチーフです。

買取にも影響するご自身のマーク

多くの作家さんは、偽物防止という意味で、自分独自のマークを入れられることは多いです。
買取の際に、注目されるのがこのマークや特徴でもあります。
一般の呉服屋さんで「人気作家の着物(や帯)です」と言ったとしても、作家さんの特徴を知っていれば、査定人はすぐに見破ります。
特に工房で買い付けて袖を通していないものであれば、高額買取になります。

人間国宝の先生方

次に、人間国宝の方についてです。
人間国宝と呼ばれるには、「文部科学大臣」から重要無形文化財と認められた方です。
この方々の作品は非常に高価で、簡単に手に入りません。多くの方がいらっしゃいますが、ピックアップで紹介します。

「小宮康孝」先生は、江戸小紋で有名な方です。
有名な作品として、「牛若丸と弁慶」で通常江戸小紋では表現できません。
しかし、ストーリーを江戸小紋で表現されました。

「稲垣稔次郎」先生は、絵染めで人間国宝の認定を受けています。
発色とデザインが斬新ということで、後世にその技法を残したいとされています。

「森口邦彦」先生は、友禅で有名な人間国宝の方です。
斬新なデザインで、「え?」とびっくりされる方も多いかと思います。
しかし、2014年にリニューアルされた三越のショッピングバックの柄に採用されています。

他にもたくさんの有名作家の方・人間国宝の方はいらっしゃいます。
もっともっと取り上げたい方は大勢いらっしゃいますが、特に注目の方を取り上げました。

まとめとして

これらの作家・人間国宝の品は一般市場には出回りません。
取り扱われる場所としては、特定の呉服屋や着付け教室か工房です。
工房も、すぐに見せてくれないところも多いので、
もし、興味があるというのであれば、工房見学の申込スタートするのがオススメです。