帯の結び方は豊富!種類やバリエーション〜2〜

前回は大人の着物、小紋・訪問着、留袖の帯について紹介しました。
>>帯の結び方は豊富!種類やバリエーション〜1〜

そして、複雑さがあるのが振袖に関する帯です。

振袖の帯の結び方

振袖には、袋帯との組み合わせです。
振袖の豪華さには、袋帯も同格の豪華さが必要。

面白いのは、帯結びの3大基本の結びからのバリエーションが展開されるという点です。
帯結びの3大基本とは、お太鼓系・矢の字系・文庫系です。

お太鼓系は、大人の着物にもあるお太鼓結びもありますが、振袖や訪問着用にと改良したのが「ふくら雀結び」。

矢の字系は、時代劇でお城の女中さんがしている結び方です。
文庫結びは浴衣で主流の結び方、参考書や雑誌を見て結んだという方もいますよね。

さらに一歩、奥深く

ただ、慣れてくると単純に基礎的な結び方では面白味もないというもの。
お召になる方も、「そうそう見かけない結び方がいい」との要望も出てきます。着付けをされる方や美容院では、事前に研修や研究を夏から始め、成人式やパーティーや結婚式などに臨みます。

3大結びを応用して、華のある結び方をするのは、少し技術が要求される上、帯の種類によっては希望の結び方が不可能な時も出てきます。
帯の材質や柄などの問題で、希望の結び方をすると帯を痛めることもあるからです。経験豊富な着付け師の方なら、カタログなどで別の結び方を提案すると、結果としてその帯に似合う結び方となります。

最近の振袖の帯結びの傾向は、文庫結びのアレンジ系が多い印象。
洋服と同じで流行りスタリがあり、各年で変化があります。これまでも2017年も2018年も各年新作の振袖が登場し、中村里沙さんやローラさん、藤田ニコルさん、広瀬すずさんや加藤ナナさんら芸能人や有名人の着こなす振袖も人気で。

毎年の成人式の様子を見ると、次は何が流行るかを予想します。
これとは正反対に、お太鼓結びや二重太鼓となると、種類は減りますが、色や柄で楽しむという別の楽しみ方もあり、それも一興です。