春の終わりを告げる優雅な藤のモチーフ

鎌倉の八幡宮の源平池には蓮の花が、その池の近くに大きな藤棚があります。

その藤の木にすごく大振りの藤の花が春の終わりに優雅に垂れ下がる姿は「陰陽師」に出てくる藤の花の精霊の蜜虫を思わせる風情があります。

源平池の蓮の花も運が良ければ少し開花していて赤い蓮の花が平家で白い蓮の花が源氏だとか聞いたことがあります。

紅白の蓮の花と葡萄のように優雅に垂れ下がる紫の藤の花の景色に出会える鎌倉で着物の花のモチーフのインスピレーション湧いてきそうですね。

藤の花は一応春の花として着物の花柄に分類されていますが開花時期的にも春の終わり、初夏だと思いますが新春に藤の房のデザインの素敵なかんざしは昔からよく見かけますが(私も憧れて持っていました)藤の花は季節感も長く着れるモチーフなのではないでしょうか。

藤の花モチーフのコレクション

藤の花の房をモチーフにしたかんざしは片方だけにつけるのか、両方につけるか悩んだことがありますが片方だけにつける事に落ち着きました。

よく舞妓さん達がつけているような大きなかんざしは藤の花かんざしも両側につけているのを見ましたが一般向けだとバランスがとりにくく市場に出回っているのも一般向けだとわりと小振りなんです。

個人的には藤の花かんざしに関しては少し大きくてもいいなぁ~と思って探すとこれがイメージしているようなかんざしになかなか出会えなかったりするんです。

藤棚から垂れ下がるイメージの香りが漂うような、そんな感じのかんざし探しはもちろん藤の花柄の着物ならピッタリですが藤色に合うような上品な色無地にあわせても素敵ですね。(淡いピンクや鶯色etc.…)

実はかんざしにも格があるようで藤の花のような垂れ下がるかんざしは「ぶらぶらかんざし」と言ってカジュアルなかんざしに分類されるようです。(意外!)

たとえばお琴のお稽古に垂れ下がる藤の花かんざしなんて素敵だと思いませんか?

まるで陰陽師に出てくる精霊の蜜虫のような優美な女性美を表現できそうですね!