季節の着物~花物語/雪の結晶とカーツシー

清烈な可憐さが際立つ雪の結晶柄は万国共通のセレブレティな装い

冬の素敵な着物柄のひとつに雪の結晶の柄がありますが人気の水色地に描かれていたら…すごく素敵ですね!

モダンアートのような雰囲気のものもあって冬の一枚としておすすめなのはこの雪の結晶柄は海外の方にも喜ばれる万国共通の柄のようです。

もし冬の着物としてどんな柄を…と思うときは雪の結晶はいかがでしょうか。

季節感のあるつけ下げや訪問着にパーティーや海外の方が集まるお席に洒落ているのではないかと思います。

話題も広がりそうでまるで雪の結晶なんて印象に残る素敵な出会いになりそうですね。

着物アドバイザーで着物についてのエッセイをたくさん書かれている木村孝さんのアドバイスでは着用できる期間が最も短い柄なので少なく着物を持つなら勧めない柄だけど海外の方が出席するパーティーでは大変喜ばれるとのご意見です。

もし着物で持たなくても扇子や和小物などで雪の結晶柄を取り入れては…なんてアドバイスをされています。

カーツシー(cartsey)と着物

ヨーロッパ式のご挨拶のしかたでカーツシーという片足を斜めに後ろに内側に引く挨拶の仕方がありますが着物について書かれていたエッセイの中で興味深い一説がありました。

海外でこの挨拶をするのは皇室、王族、貴族、ローマ法王などの高僧に限られていてマナー本を多く書かれている酒井美意子さんはベルギー国王の前で着物でこのカーツシーをしてよろめいて支えてもらったことがありとても苦い思い出だと書かれていました。

着物でこの挨拶はしないほうが無難だということなのでしょう。(カッコ良くても)

このカーツシーについてよくウィンブルドンのテニスの試合で選手が客席に向かってしている光景は本来カツーシーの意味を考えるとちょっとおかしいのだとか。

限られた階級の社交辞令もマナーもその場に相応しいものであることが大切なのでしょう。

私は奈良県に住んでいた頃皇室の方の常宿として奈良ホテルがありますがTVで皇后様に謁見する様子を見ましたが小中学生の女の子がしていたのを見てこの事なのだなぁって感じたりしました。