大きな花柄と小さな花柄ではどちらがお好みですか?
身長などの身体的要素も関係してきますが大きな花柄の魅力と小花の花柄の魅力は優劣つけがたいものがあります。
ミス世代の着こなしの一番良いところはどんな華やかな柄も遠慮なく着ても大丈夫(本当は年齢関係ありませんが)なところではないでしょうか。
柔らかものこそ艶やかな花柄を選びたいですが染めの訪問着でこの柄の大きさについてはとても迷うところです。
大きな花柄の代表格は牡丹ではないでしょうか?
ミス世代の花柄~ゴージャスな花柄
飛び柄ではなく、全体的に散らばっているものは、身長を気にせず着こなせそう。
私も身長が156センチなのであまり大きな花柄には抵抗があるものの、密集したものは気軽です。
咲き誇る大輪の牡丹を色鮮やかに染め上げた訪問着なら全体的な色のグラデーションで表現されて、牡丹が夜の闇に浮かび上がるかのよう。
青紫系の地に牡丹の花柄なら銀色の袋帯でエレガントさも相まって、華やかな装いにも素敵。
小さな花柄の代表格は雪柳
柔らかものの染めの訪問着に小花柄なら可憐な美しさに。
淡いイエローグリーン(ひわ色)が地の雪柳柄着物や、和服によくある柄として定番な、肩先から裾に向かって流麗な線も素敵。
ひわ色は高級な訪問着に多い色ですがこの色に素敵にあう帯と和小物の色は薄紫ではないでしょうか?
どちらの花柄も染めの訪問着としてはエレガントな着こなし提案ですがこのぐらいこなれた着こなしができたら上級者として自信がつきますね。
着物の集まりのパーティーで残念だったのは、あまりにも渋すぎたり派手すぎたりする着こなしが多く見られたことでした。
高級フレンチのレストランでのパーティーなら大きな花柄でも小花柄でもエレガントなゴージャス感のあるコーディネートが相応しいかなと…。
唸るような柔らかものの染めの着物の着こなしをされていた上級者は80代の夫人と着物雑誌の編集長さんのセレクトはさすがにキマッていましたが…。
着物を着ないと、買取や売る方も多いですが、うまく活用されるといいですよね。