与謝野晶子と高島屋~染めと書

与謝野晶子と百選会

大正2年に創設された与謝野晶子などの多くの歌人を顧問に迎え高島屋では着物の毎回テーマと流行色を発表しました

「みだれ髪」で知られる歌人、与謝野晶子(1878-1942)が新作着物の発表会「百選会」(高島屋主催)で詠んだ短歌453首が明らかになりました

忘れられた歌

晶子は同会の顧問として大正から昭和の20数年にわたって作品を発表したが歌集にも全集にも収録されておらず、いわば“忘れられた歌”は高島屋の要請で大正7年から百選会に晶子が関わり、やがて審査会で歌心を触発された着物や工匠の技などを題材に歌を詠み始めたのが始まりでした

毎回の流行色にも「聚楽紅」「慶長紫」などと造語で命名、その数も286に及びます

デパート&おしゃれ着物は皆大好き♪

「百貨店の催事であることを超えて、それらは晶子の和装文化に対する讃歌だった」
現代の私達とおなじように歌人の与謝野晶子も着物ファッションに情熱があったことがなぜか嬉しいですね

現代でも充分…それ以上に素敵な感性が感じられます

テーマ:新意模様に終始すべし

流行色 春潮色(しゅんちょうしょく)

曙霞色(あけぼのかすみいろ)

春の絵巻模様~春のラヴィ新生模様

芽桜色(めざくらいろ)

青海波(せいかいは)

砂金色(しゃきんいろ)etc.

詩歌は当時、顧客向けの冊子やグラフなどに掲載され随筆で百選会のことにふれる程度でその作品を歌集にも取り上げていなかったようです。

時代を超えて着物やファッションに関心が高くてデパートが大好きなのは女性として才能に溢れた歌人であってもおなじようです。

もしかしたら執筆よりも高島屋記事を優先させたかもしれません。

歌人の感性からデパートの着物テーマと流行色が決まるなんて素敵な企画だと思うし晶子の詠んだ歌からはしかも造語のカラーが誕生しているのです(スゴい!)。

これらの歌は高島屋の宣伝用の作品とみられ、歌集にも全集にも取り上げられていないけど晶子の着物へのあこがれを知ることができるエピソードのようですね!

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