着物の素材~正絹(しょうけん)にこだわらないポリエステル素材の洗えるお着物

着物の素材は、最近では色々なものがあります。

きもさでもーどが発表した画期的な着物

アパレルメーカーが当時発表したきものブランド、「きものこむさでもーど」は画期的なブランドで社内でもその利益率の高さでは洋服よりも高くとても力を入れているブランドのひとつでした。

まだできたばかりのきものブランドでしたからふだんお洋服を販売しているショップの販売員の私達に当時きものブランドの一号店だった青山にあった路面店ブティックで簡単な着付けなどの講習もありました。

実は私は地元の高校では和裁の専科の学校であった為和装については全くわからないというわけではなかったのですがこういう着物とのめぐり会わせも何かのご縁かなぁ~って思いました。

すごく和裁が好きだったわけでもなく特にそのような道に将来いきたいと思っていたわけではありませんが就職したアパレル会社にきものブランドができてその商品を販売する事やブランドのお着物に袖を通す機会があったのは偶然というより運命的なものを感じたりしました。

山吹色に鼓の柄の小紋のお着物

青山のブティックにディスプレイされていたお着物や和装小物はそれまでの呉服屋さんなどの着物イメージを変えてしまうようなセンスの良さでふと、こういうの高校の先生方が見たらなんて思うかしら…なんて奈良の田舎の女子高生だった自分が青山のブティックで新規ブランドのお着物を見ながら思ったものでした。

その着物について何が画期的であったかというと商品としては「洗えるポリエステルのお着物」という事でした。着物=正絹(しょうけん:絹素材)という常識からもっと気軽に着物のおしゃれを楽しむというコンセプトのもとお手入れの簡単なポリエステル素材の着物は個人的には正絹だからこそ女性の財産としての価値があると思っていた私の価値観を変えてしまうようなものでした。

それほど着物の柄やお色、和装小物のコーディネートがセンスの良い素敵なものだったのです。しかも着物といえば呉服屋さんという常識も青山の路面店ブティックで着物を選ぶ感覚は新たな視点というか着物についてもっと自由な発想に触発された経験でした。

私がきもの販売フェア中に会社からレンタルしたのは山吹色に鼓の柄の小紋でしたがポリエステルのお着物ってなんていうか…悪くない。そんな感覚で楽しく着たのを思い出しました。